- 文系でも理系でもどちらも得意教科がない
- 理系を目指しているが理科や数学が全然わからない
- 文系に変更したいが親や保護者にどのように言っていいかわからない
中学・高校生の中には自分が文系か理系かわからないと悩んでいる方はかなり多いです。
どちらに行きたいかわからないまま流されて文理選択をせざるを得ないケースは非常に多いです。
私は高校生活の終盤のセンター試験直前に理系から文系へ転向しました。遅すぎる文転ですが
しかしそれまでの理系時代は化学25点、物理30点という理系で生きていくには過酷な状況でした。
このままでは浪人間違いないと・・・。と悩んだこともありました。
私「あの、僕全然、化学と物理がわからないんです。理系やめて、文系に変更したいんですけど・・・。」
先生「もう少し頑張ってくらいついてみなさい。今から文系に変更したらもったいないぞ!文系のやつに追いつけないぞ」
私「そうですか・・・?。このままもう少し頑張ってみます・・・。」
と押し切られていました。
※特に数学や理科系教科が苦手であるにもかかわらず、理系であり続けることになりました。
そこでこの記事では、文理選択で後悔や失敗しないためにはどうすればいいのかについて解説します。
将来就きたい職業から考える
医師、法曹、公認会計士のような資格取得が必要な職業はもちろん、企業への就職においても大学で学んだことが重視されます。ですから将来就きたい職業から大学で学びたい学問を決め、それにしたがって文理選択をするという方法があります。特に医師になりたいなら理系に、弁護士になりたいなら文系に自ずと決めることができます。
やりたいことがないなら理系?
現時点で学びたい学問や将来就きたい職業が分からない人が大半です。
このような人には、「理系のほうが就職しやすいor給料が良い」や「理系から文系に変更する(以下文転)のは簡単だが文系から理系に変更するのは非常に難しい」と保護者や先生に言われて理系を選択する人もいます。
しかし、文転はそう簡単にできるわけではありません。文系の学生が国語や社会において既に履修した内容を自力で学習し、文系の学生に追いつくことは簡単なことではありません。なぜなら文系の学生はその間にも先に進んでしまうからです。
大学入試において国語や社会で不利になる可能性が高くなってしまいます。
特に理系科目が苦手で理系に興味がない人は大学入試や大学入学後に激しく苦労することになります。
それを乗り越えても仕事がつまらないということにもなりかねません。
したがって、文理選択は本当にその進路でやっていけるのかを真剣に考えることが必要です。
あくまでも好きなことを優先する
とはいえ、得意教科だけで文理選択を決めてしまうのはよいこととは言えません。文理選択は生涯にわたる職業を大きく決定づけるものです。途中で変更することは可能ですが、変更するためには余分な努力を要することになってしまいます。したがって、たとえ苦手科目を学ぶ必要があってもそれが興味がある目的地への道にあるのなら、その道を選ぶのが良いでしょう。