皆さんもご存知の通り、英語は世界の共通の言語です。
しかし、中学、高校、大学と長期間英語を学び、文法力や語彙力を持ち、英文を読んだり書けたりすることは問題ないが、英語を話すことは苦手という人も多いのではないでしょうか。
話せるようになりたいとは思いながら、どうしても苦手意識があるため英会話が上達しない、英語の勉強が億劫になるという人もいるかもしれません。
では、なぜ英語ができるようになりたいと思いつつも英語が嫌になってしまうのでしょうか。
（１）なぜ英語が嫌いになるのか
そもそも、英語を含めて外国語を習得することはたやすくできることではありません。
したがって、英語を学ぶこと自体が難しいので、うまくいかずに嫌になったり投げ出したくなったりするのはよくあることです。
また、英語があまり好きではない、苦手だという人の理由として、日本の学校教育が影響しているかもしれません。
というのも、日本の教育では、正しい文法や話し方を主に学ばせるという方針といえます。
しかし、文法の間違いを気にして、そもそも英語を話すことをためらう人が多いのではないでしょうか。
基本的に、学校の試験はペーパーテストがメインです。
スピーキング重視のテストなどはあまり聞いたことがありません。
つまり、いい成績を取るためにはテストでいい点を取る必要があり、そのためスピーキング力ではなく正しい文法の知識や長文読解などのリーディングの知識が求められているといえます。
だからこそ、積極的に話そうとしないというより、どう話せばいいのか分からないのでしょう。
日本も国際化が進んではいますが、まだまだ日常生活で英語を使う場面は少なく、自国語のみで生活ができるという状況にあります。
英語を使う機会があったとしても、間違いたくないという気持ちが生じて英語が発せられないのも自然なことかもしれません。
（２）英語嫌いを脱するにはどうすればいいのか
英語嫌いを脱するためには、英語の学習において成功体験を経験する必要があります。
しかし、英語を勉強しないことには成功体験を得ることはできません。
そこで、とにかく思い立った瞬間にやってみるということが手っ取り早いでしょう。
実際にやり始めてみると、意外にも夢中になったり集中できたりすることが多いので、まずは始める前にあれこれ考えすぎることをやめて即座に行動を起こしてみましょう。
毎日取り組むようになれば、学習時間も増え、学べることも広がり、次第に自信が生じてきます。そのような日常の環境は非常に大切です。自信を持てるようになってしまえばあとは簡単で、どんどん実践に出て自分の事を試していくだけです。
まとめ
英語が嫌いである原因は、日本の学校教育において、正しい文法や話し方を主に学ばせるという方針が採られ、英語を話すことになかなか自信が持てなかったことが挙げられます。
まずは難しく考えず、自分の好きなことと絡めてみたり、あまり難しく考えずに使い始めてみたりすることによって、徐々に英語に慣れていきましょう。
